top of page
fujimoriogo.png

Recruit Site

PROJECT STORY

プロジェクト ストーリー

03

_main_kaseihin_MGT0879.JPG

フジモリ産業に新たな価値を生んだ、
テクノソリューション推進課の躍進。

土木工事現場に省力化・効率化をもたらすICTに関する一連の取り組みは、トンネル掘削時に地盤を改善するウレタン注入機のICT化から始まりました。その契機となったのがシステム開発経験をもった坂根の入社。本プロジェクトの舞台となったテクノソリューション推進課のメンバーに話を聞きました。

参加者

坂根

建材事業部
土木営業統括部
テクノソリューション推進課
課長代理
2018年中途入社

pixta_73908335.jpg

四谷

建材事業部
土木営業統括部
西日本土木資材課
課長
1998年新卒入社

pixta_73908335.jpg

齊藤

建材事業部
土木営業統括部
テクノソリューション推進課
2017年新卒入社

pixta_73908335.jpg

細田

建材事業部
土木営業統括部
テクノソリューション推進課
課長
2008年新卒入社

pixta_73908335.jpg

開発の経緯

次々立ち上がるシステム開発プロジェクト

坂根:私は元々フジモリ産業に新卒で入社して、転職してシステム関係の会社で働いていました。在籍していたときの上司である四谷さんからのラブコールがあり、戻ってきたんです。戻ってきてすぐ、ウレタン注入機を遠隔で操作できるようなシステムをつくれないの?と言われたのを覚えています。
 
四谷:現場を回っているときに、お客様からのそうしたニーズは聞いていました。社内にはいろんな開発ニーズが常にありますね。坂根がシステム関係の会社で経験を積んで戻ってきてくれたので、坂根なら!と相談した感じでした。
 
坂根:そうでしたね。復帰後、すぐにウレタン注入機のICT化プロジェクトを進めていきました。屋内などで使われる機器と比べて工事現場で使われる機械は、移動を前提としているため、ICT技術の導入が遅れていましたが、それをタブレットで操作可能にし、設定した量で自動的に停止するように改良することができました。ベンダーの協力も成功には大きな要因でしたね。
   
 
四谷:トンネル資材を扱う商社である我々にとっても、競争力強化につながる取り組みでしたので意義を感じながら進められました。このプロジェクトでは、テクノソリューション推進課のメンバーが協力会社と力を合わせてがんばってくれました。主に注入機に対する遠隔操作とレポート自動生成が可能になる改良を施しました。業界初になる内容でしたが、短期間での開発だったね。
 
齊藤:私が部署移動する1年前の話ですね。他部署ながら、社内で画期的な企画開発が進んでいるのは聞いていました。
 
坂根:完成したシステムは「fair-system®」として売り出され、その反響は大きいものでした。このシステムをPRする流れで、様々なお客様から新しいアイデアを頂けたことが、防水シートの品質管理システム「QCsmart」の開発につながりました。
 
細田:「fair-system®」は将来性も高いと判断できました。土木営業統括部全体としてもバックアップする流れが自然とでき、部署としてICT技術が武器になっていきました。誰もが新しいことに取り組もうとする意識が強くなったのもこの時期でした。

pixta_96655109.jpg

今後の目標と展望

四谷:フジモリ産業はシステムを提供する会社ではありませんでしたが、取り扱っている材料を使いやすくするという意味において、取り組む価値を感じました。そしてここから続々とICT化案件が生まれていき、DX推進が進みました。材料の販売だけでは得られないようなポジティブな反応をお客様からたくさんいただけて、私たち営業メンバーのモチベーションが上がったのを覚えています。
 
坂根:フジモリ産業には、元々新しいことへの挑戦を支援する風土があり、多くのメンバーに協力して頂けました。完成したシステムを拡販していく際にも、積極的で、様々な意見をフィードバック頂けました。システムの改良だけでなく、営業資料の改訂につながる好循環が今もなお続いていますね。齊藤の活躍も非常に助けになっています。
 
齊藤:本当にさまざまなことにチャレンジしていきました。元々営業職だったこともあり、右も左もわからないところから坂根さんに指導してもらいながら、「fair-stock」の開発に携わるようになり、トライアンドエラーをひたすら繰り返していました。わからないながらもやるしかない、そう思っていましたね。未経験でも教育体制がしっかりしていること、自分自身の成長につながっていると思いますね。
 
細田:素直に知識を吸収してくれていましたよね。知識や技術的なことばかりでなく、取り組む姿勢なども柔軟に適応してくれて。おかげで早いうちから次々と役割を任せられました。1年もたつとお客様に対する説明も完璧に対応していました。
 
四谷:「fair-system®」と「QCsmart」に関しては、お客様のニーズから開発が始まったものですが、その後フジモリ産業発のアイデアからもいくつか開発が始まったんです。防水シートの溶着不良を検知する「TDsensing」や、モルタルの流量を精密に測定するシステム「モルタルディレクタ」などがそれにあたります。フジモリ産業で扱っている主要資材に対してICTを用いて付加価値をつけるとどうなるか?という発想からいくつかのシステムが生まれていきました。
 
 
齊藤:モルタルを測る、と言う概念がそもそもなかったので。意外な企画が上がってきたな、と言う感覚でした。「モルタルディレクタ」は当初の予測とは異なり、何度も試行錯誤を繰り返すことになりました。実際に測定試験で使ったモルタルも4トンほどになったかと記憶しています。
 
坂根:想定通りには進まず、周りの協力してくれるメンバーには迷惑をかけているしで、胃が痛かったですね。
 
齊藤:大変でしたよね。そんな坂根さんの姿を見ながら貴重な勉強の機会だ、と捉えるようにしていました。今でも、バージョンアップやメンテナンスなど、未体験の分野には積極的に挑戦するようにしています。大変な反面、記憶に残る仕事に多く携われるので達成感は大きいです。
 
四谷:次々と新しい開発プロジェクトが生まれて、序盤に企画された一連の開発テーマは一段落した感じはありますよね。ただ、営業サイドからするとここからが回収期です。お客様と密にコミュニケーションを取りながら、ユーザビリティを向上させるためにコツコツとアップデートを繰り返しています。
 
細田:坂根も齊藤も実際に現場に通い、ユーザーの使用感を自分の目で確認してシステムの改良に反映させている。その早さと正確性に感銘を受けています。

AdobeStock_247479371_Preview.jpeg

四谷:フジモリ産業単体では着手できないような大きな開発に、ゼネコンさんなど大きな組織と組むことで実現できないかと考えています。人手不足がより顕著になってきた建設業界に対して、大きなインパクトをもったサービスの一部分をフジモリ産業が担っていけたら嬉しい。そこが次の区切りだと思います。そうした動きを通してお客様からフジモリ産業に対して新しい期待感を持ってもらいたいですね。
 
坂根:材料自体の改良には長い時間が必要になります。その点、システム開発なら比較的短期間で完結できる。お客様から選んでいただく理由をつくる意味でも、システム開発に注力したことで、一部の商材では、ゲームチェンジャーとなれました。近年、土木学会で発表するようにしたのですが、こうした新しい取り組みを続けて、対外的な広報だけでなく、社内人材の教育にもつなげられたらと思います。
 
齊藤:このICT関連プロジェクト全体を通して、システム面の知識はもちろんのこと、大きな仕事の進め方を日々学ばせてもらえているなと感じているんです。未来を描き、その実現に向けたストーリーを立て、毎日1つずつマイルストーンをクリアしていくような。
 
細田:労働人口が減り、生産性向上が求められる現場に対しシステムという武器が生まれた今、フジモリ産業の両輪として材料サイドも進化させて大きなシナジーをつくっていかないといけないと考えています。

MESSAGE

坂根:フジモリ産業って、柔軟な組織だと思うんです。たとえば開発をメインにしている私たちでも営業に同行することもできるし、資料作成にも携われる。大きな開発プロジェクトの責任者だって担える。何から何まで責任を負いながら仕事ができる環境って、なかなか得難い環境だと思います。
 
細田:新しい人が入ってくると、新しいことができるようになる。電気系も機械系も、工学系も理学系も化学系も、どんな個性も歓迎しています。現在もさまざまな背景をもったメンバーが多様性を活かして活躍しており、新たな個性をお待ちしています。

AdobeStock_349018562.jpeg

PROJECT STORY

01

< 化成品 >

1702.png
id15_966.jpg

PROJECT STORY

02

< 建材 >

1702.png
AdobeStock_611812600.jpeg

PROJECT STORY

03

< 土木 >

1702.png
bottom of page