top of page
fujimoriogo.png

Recruit Site

PROJECT STORY

プロジェクト ストーリー

02

_main_kaseihin_MGT0879.JPG

職人不足を見据え開発した、
省力化に貢献するワンタッチ工法。

職人不足という大きな課題を見据えて、2017年から始められた「ワンタッチ工法開発プロジェクト」。主に空調設備の工事において、大幅な工数短縮を可能にした商品開発に携わったメンバーたちに話を聞きました。

参加者

村田

建材事業部
設備営業統括部
設備技術グループリーダー
1994年入社

pixta_73908335.jpg

吉田

建材事業部
設備営業統括部
東日本設備資材課
課長
2002年入社

pixta_73908335.jpg

廣井

建材事業部
設備営業統括部
設備技術グループ
2020年中途入社

pixta_73908335.jpg

梅宮

建材事業部
設備営業統括部
設備技術グループ
2023年中途入社

pixta_73908335.jpg

開発の背景

プロジェクトの進展と成果

村田:「ワンタッチ工法」の開発は、職人不足という将来的な課題を見据えて2017年に始まりました。「オフィスビルや住宅における空調設備工事を効率化したい」というお客様のニーズを元に設備住宅開発チームを母体にスタートしたプロジェクトです。
 
吉田:私たちの目標は、施工現場での作業を簡素化し、職人減少の問題や作業品質の改善を図ることでしたね。

村田:ビルの空調設備工事の現場では、チャンバーの分岐管にダクトをかぶせバンドで締め付け、さらにビスを打ってテープを巻くという、いくつもの作業がありました。この煩雑な工程をワンタッチで済ませられたら大幅に工数が短縮できるという見込みのもと、スタートしました。
 
吉田:競合にもすでに似たような商品があったんですよね。それもあって当社独自のワンタッチ工法をつくることになったんです。

pixta_96655109.jpg

今後の展望と挑戦

村田:ワンタッチ接続の開発が進む中で、製造と営業の連携が重要な役割を果たしました。製品を市場に出すためには、量産体制を整える必要がありましたが、当初はコスト面での課題が多く、トライアンドエラーを繰り返しました。
 
吉田:私は営業なので、製品の付けやすさやコストパフォーマンス、お客様がどう感じるかという視点から意見を出していました。製造からも量産のしやすさなどの意見を出してもらいました。それぞれの立場もありなかなかすり合わないのですが、このプロジェクトに関しては、営業・技術・製造それぞれの視点を踏まえ開発するのが大変だった記憶があります。
 
村田:ワンタッチ接続は現在、それなりに実績もできてきました。でも元々の目的だった接続をすべてワンタッチ化できているかと言うとまだまだの状態です。量産を視野に入れると根本的に考え直さなければいけないところもありますよね。
 
吉田:そうですね、当時は製造側の視点、いわゆる量産化の視点が不足していたかもしれません。それでも一緒に拡販に取組んでもらえるパートナーも見つかり、徐々に広がりは出てきましたね。
 
村田:そうですね。元々空調設備工事は納期が圧迫される工程なので、ワンタッチによる工期短縮はとても反応がいいみたいですね。
 
吉田:「ワンタッチを持っているフジモリ産業さんに頼んでおけばいざという時にも安心」と評価も高まってきていますね。
 
梅宮:住宅では特に職人の不足や技術力の個人差が顕著で。ワンタッチなら技術力の差も解決してくれるんです。

AdobeStock_247479371_Preview.jpeg

吉田:現在、私たちは新たな製品の開発に向けたチームを組織し、業界初となる新製品の開発に挑戦しています。ワンタッチ接続の成功を踏まえ、さらに進化した技術を市場に提供したいと考えています。
 
村田:私たちの目標は、フジモリ産業の製品が設計スペックで指定されるようなものにすることです。ただ、これを実現するためには、空調機メーカーとタイアップし省エネ効果等を出すことが必要です。それでも将来的には、フジモリ産業の名前が前面に出るような製品を開発したいと考えています。
 
廣井:私は、環境に配慮した新しい素材を用いた製品を開発したいと考えています。SDGsの観点からも、環境負荷の少ない製品の需要が高まっているため、この分野での挑戦を続けていきたいです。
 
梅宮:私は気流解析の技術を活用し、製品の性能をより高めることを目指しています。気流解析を通じて、お客様の困りごとを解決し、フジモリ産業の製品をさらに進化させることに貢献したいです。フジモリ産業としてもはじめての取り組みですので、意義は高いと思っています。

MESSAGE

村田:フジモリ産業では、理系の知識を活かして、あらゆる建物に携われます。私たちの製品が使われている建物を見るたびに、やりがいを感じられると思いますよ。
 
吉田:理系の知識はゼネコンや建築設計だけでなく、材料・資材メーカーでも大いに活かされます。たとえばフジモリ産業でも、理系出身者が活躍できる場がたくさんあることを知ってほしいですね。
 
廣井:お客様の声を大切にし、試験室で現場の状況を再現したモックアップ試験ができるのもフジモリ産業の強みです。社内の連携も密接で、お客様に寄り添った製品開発が可能です。

梅宮:フジモリ産業では、最初から最後まで製品開発に携われるので、知的好奇心を持つ学生にとっては非常に魅力的な環境です。建築でも化学でも機械工学でも、ものづくりに携われるメーカーならどの専門分野も活かせますし、自分のアイデアを形にするプロセスは、非常にやりがいがあります。

AdobeStock_611812600.jpeg

PROJECT STORY

03

< 土木 >

1702.png
id15_966.jpg

PROJECT STORY

02

< 建材 >

1702.png
AdobeStock_349018562.jpeg

PROJECT STORY

01

< 化成品 >

1702.png
bottom of page